CPAP機器の評判やメリットが気になる方は購入前にチェック！CPAPに関するQ&A

「CPAP（シーパップ）の評判を目にすることもあるけれど、どのようなメリットがあるのだろう？」と、疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

You-MOSTが、CPAPを使用するメリットや、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAPの保険適用条件をご紹介いたします。また、「出張や旅行時にCPAP装置は持参したほうがいいの？」という疑問にもお答えいたしますので、ご覧ください。

睡眠時無呼吸症候群に対して、近年は鼻にマスクを装着して空気を気道に送り続けるCPAPが対処法に用いられています。日本国内でも広く普及している手法ですが、高度管理医療機器であるCPAPを使用するには、病院での検査・診断が必要です。

CPAPの健康保険適用には、一定条件を満たす必要があります。

1. 精密検査及び在宅簡易検査で、無呼吸・低呼吸の合計回数が１時間当たり40回以上(AHI≧40)である。
2. 精密検査（PSG検査・ポリソムノグラフィー検査）上記AHI が20回以上あり、次に、CPAPをつけながら同様の検査（CPAPタイトレーション検査）をし、CPAPが症状を軽減させていることが確認された場合。
3. ①または②に加え、日常に支障をきたすような眠気や頭痛など、自覚症状がある。

以上の条件に当てはまる場合、日本では健康保険が適用となります。CPAPは毎日のように使用するものなので、機器の使い方や利用条件などの疑問を解消しておくと正しく活用できます。そのため、購入またはレンタルしたCPAPでわからないことがある場合は、事前に専門家へ相談・質問することをおすすめします。

こちらのチェックリストも参考ください。

生きていくうえで必要不可欠な睡眠。眠る時間はもちろん、眠りの質そのものを高めることで健康にも良い影響をもたらします。中でも呼吸は心地良い眠りに導くための要素の一つで、腹式呼吸や片鼻呼吸法、等間隔呼吸法などの呼吸方法が日常生活でも取り入れられています。快眠につながる呼吸を行うには、睡眠時に気道がふさがれないようにする必要があります。

購入・レンタルしたCPAPを使用すると、装着したマスクから送られてくる空気で気道が確保され、睡眠時の呼吸がしやすくなります。また、口呼吸で寝る習慣から、理想的な呼吸法である鼻呼吸で寝る習慣を促す役割も担います。安定した呼吸は、質の高い睡眠につながり、日中の活動性の向上につながるのです。

睡眠不足は「寝ているはずなのに、いつも疲れている…」「日中の眠気が気になる…」「運転中に交通事故を起こしそうになった…」など、様々なリスクにつながりかねません。質の高い眠りによってこれらのお悩みが解消されることで、仕事やプライベートも充実しやすくなります。

また、身体への負担が少なく、手軽に導入できるのもCPAPを使用するメリットです。

※ただし、効果には個人差があります。気になることがあれば、医師にご相談ください。

「旅行や出張など、自宅を離れる場合もCPAP装置を使用したほうが良いの？」と、ご質問をいただくことがあります。できるだけ、外出先にも持ち運んで、使用することをおすすめいたします。小型のCPAP装置であれば、手軽に持ち運ぶことができるので便利です。

飛行機によっては、PC電源の利用ができる場合もあります。ただし、海外旅行の場合、ホテルの電圧やコンセントが日本と異なることが多いですので、事前に調べたうえで、変圧器やアダプターを用意しておくと役立ちます。

飛行機で使用する際に注意するポイントは電圧と差込口の形状です。機種によって使用可能な電圧が違います。メーカーにご確認ください。差込口はどの機種も同じ問題で訪問する国によって形状が異なります。

もしかすると、税関で商品として持ち込むのではないかという疑いをかけられ、没収されることもあるので、ご自身の治療のために持ってきたという証明（渡航照明）が必要なこともあります。

睡眠時無呼吸症候群に対するCPAPの保険適用条件（日本）、CPAPを使用するメリット、CPAP装置の外出先での使用有無についてご紹介いたしました。「CPAP装置は評判を重視して選びたい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、CPAPは高度管理医療機器です。

評判だけを重視するのではなく、CPAPに詳しい機関に直接相談するようにしてください。You-MOSTでは、国内の薬事承認を受けた機器をご案内しておりますので、詳細をお知りになりたい方は、どうぞお問い合わせください。