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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea (Hypopnea) Syndrome)とは

当サイトでは、SASについて記載されたURLを紹介させていただきます。

下記以外にも病院や医学系大学、医学学会等のホームページにも詳しく記載されています。そちらでもご確認ください。

質問などがあればお問い合わせフォームからどうぞ。

SASの原因と症状、合併症について

SASの主な原因は睡眠中に舌の筋肉が弛緩して気道を塞いでしまう「舌根沈下」が原因となり閉塞型の無呼吸(OSAS:Obstractive SAS)を起こしています。

呼吸が止まると血中酸素が低下して脳が生命危機を察知して睡眠状態から「覚醒」させられ舌を緊張させ呼吸が再開します。時に寝返りを打ったりして再呼吸する感じです。

日本で治療の必要とされるAHI20というのは1時間に20回も起こされているわけですからたまったものではありません。

身近な症状としては「いびき」や「寝汗」「夜間の目覚めやトイレ」「熟睡感がない」「口渇」「起床時の頭痛」「集中力の低下」「日中の眠気」などが挙げられます。

無呼吸→低酸素→覚醒→呼吸再開→異常な酸素状態を繰り返すことが糖代謝に影響があると考えられていて「糖尿病」のリスクが高まるようです。

また、呼吸していても気道が閉塞していることにより空気が入ってこないと胸腔内が陰圧になり「心臓への負担」が大きくなることで高血圧や不整脈、心不全の原因となると指摘されています。

「覚醒」させられたという点では日中の眠気につながり交通事故や仕事でのトラブルを引き起こしたり、うつ病やEDなどにも影響が考えられます。

海外では睡眠不足も含めた事件としてロケットの打上げ失敗や原発事故の報告もあり、時に莫大な損失を与えます。

最近では睡眠不足が続くことによる「睡眠負債」や低酸素による脳細胞の死滅などから「認知症」へのリスクが高まるのではないかともささやかれています。

SASを放置するといろんな病気へのリスクが高まってしまうというばかりではなく生命維持にも影響してくることが分かっています。

CPAP治療

検査について

一般的に3種類あり

検査名称 検査方法 解説
パルスオキシメーター 寝ている間、指にセンサーを付け血液中の酸素を計ります 酸素低下指数を計測するのみなので診断には用いません。大勢を検査する場合のスクリーニング(振るい分け)検査
携帯用装置 酸素、気流、いびきなどを検出します AHI(無呼吸低呼吸指数)が40以上であればCPAPの導入が可能(重症なSASなので急いで治療を始めましょう・・・という意味)
PSG(ポリソムノグラフィー) 携帯用装置に脳波、心電図、筋電図などを加えて検査 AHI20以上でCPAPの医療保険の適応となるが40未満の場合はCPAPをつけながらの効果判定検査(CPAPタイトレーション)が必要