CPAP治療について
CPAPについての基本的なことはコチラから
補足
専門的なお話ですが、携帯用装置での検査,精密検査を問わずAHI(睡眠中の1時間当たりの無呼吸と低呼吸の回数)が40以上であれば保険診療で医療機関からCPAP装置を借りることが可能です。
20以上40未満の場合は精密検査からCPAPタイトレーションが必要となります。
診療報酬点数は指導料250点+機器加算消耗費加算合計で1100点ですので月々\13,500の自己負担割合(3割負担の方ならば\4,050+α)\4,500程度です。
睡眠時無呼吸症候群という病気は「CPAP治療をすれば治る」というものではなく、例えていうなら眼鏡をかけるのと同じだと話す先生もいらっしゃいます。
新しい治療方法が見つかるまでは、CPAP治療を継続できるようにしましょう。
CPAP治療の理解
お医者さんは病気の専門家ではありますが、CPAP治療やマスクの種類や特性などに必ずしも長けているわけではありません。
それぞれのメーカーで機器やマスクは進化していますが、すべてのアナウンスがされていないこともありますし、すべての装置やマスクを使用できるわけではないこともあります。
機器やマスクの消耗品については医療機器取扱業者の方が熟知している場合もありますのでお気軽にご相談ください。
CPAP治療へのこだわり
You-MOSTがCPAP治療にこだわっている理由として、下記のような報告があるからです。
グラフは2008年にYoung.T先生によって発表されたSDB(SASとの違いは自覚症状の有無)別の1522人平均50歳からの18年を
正常 :AHI<5
軽症 :5≦AHI<15
中等症:15≦AHI<30
重症 :30≦AHI
A:総数1522人の調査結果 B:CPAP治療をしている126人を除く調査結果
2008年Journal List>Sleep>v.31(8); 2008 Aug 1>PMC2542952
AとBのグラフではBの方が生存率が下がっている。
BにはCPAP治療をしている人がいないことが要因なのであろう。
このことからSASを放置していると心血管系障害による死亡のリスクが高まりCPAP治療を行い継続していくことによってSASであってもリスクは軽減していく…と理解しているからです。
CPAP治療の魅力
SASはいろんな病気へのリスクを高めると云われています。単純に「眠い」というだけでも仕事中に集中しなければいけない場面でも眠ってしまい「その人の評価を落とす」ことになったり、運転時には急な眠気で事故につながったりすることもあります。高血圧、糖尿病、心臓への悪影響、精神的な障害、認知症などいわゆる合併症を引き起こすことも懸念されている中で弊社はCPAP治療を維持することが生命維持にとってとても重要であると認識させられました。
あなたが如何にCPAP治療を快適に継続できるかというところでお手伝いさせていただくことに弊社は仕事としての魅力を感じています。