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更新情報

呼吸と循環

生命維持に大切なこと

我々の「生命維持」にとって一番重要になっているのは「呼吸」と「循環」です。

皆さんは意識したことがあるでしょうか?

 

もちろん、食事をとって栄養を確保することも大事ではありますが、心臓が止まったら?呼吸が止まったら?どちらの場合も「数分」で生命の危機に陥ります。

それだけ重要なことなんです。

 

全国の消防署で救命講習が開催されています。

皆さんも是非一度は受けてきていただきたい内容です。

色々なニュースや事件がありますが、救命講習を受けたことがある人が近くにいたら助かった命はあっただろうなと思うことがあります。

 

あなたの目の前で、身近な人が命の窮地に立たされていた時に「救命講習」を受けていれば助けられたかもしれないを失わせてしまうかもしれません。

せめて、救急車が来るまでの間、ただ待つのではなく蘇生行為ができていれば何かが変わっていたのでは?と、後悔しないためにも是非受けていただきたい講習です。

 

当然、私も受けています。

それが活かされた場面に遭遇したことはありません。

しかし、それがあったことで勇気を持てたことはありました。

 

15年以上前になりますが、GWに子供たちを連れて「釣り」に行ってました。

帰ろうとしていると沖の方から「アーッ・・・アーッ・・・」という子供の声。

 

よーく見ると100mほど先で大人が助けを求めているのが見えました。

もっと奥に子供が・・・

 

「じゃあ、行くわ!」とシャツとパンツ、くつ下姿になり海へ。

少年にたどり着くまではアッと言う間でした。

運よくダウンジャケットを着ていた少年は、その浮力で浮いていました。

少年を連れ、試行錯誤しながら必死で岸へ向かいました。

しかし、岸まであと10m程になり息子たちの声がかすかに聞こえるようになったとき「体力の限界」がやってきました。

 

もう「足が動かない・・・」

 

足がつかないか試してみた。

「やっぱり無理か・・・」と思った瞬間、目一杯伸ばした足先に「チョン」と地面が触ったではないか!

「あぁ、良かった。助かった!」とチョンチョンとケンケンをしながら数メートルすると浅瀬になり、少年にも「もう立てるよ」と声をかけた時、岸辺に救急隊が現れました。

 

引き上げた少年は「外国人」で、今頃は20代後半ぐらいかな。

今はどうしているのでしょう?

人のために役立てられているであれば、何も言うことはありません。

 

話は大きく反れてしまいました m(__)m

蘇生のノウハウがあれば身近な人の命を守れることがあるかもしれないので、是非「救命講習」を受講してください。